水出しコーヒーは
抽出に数時間かかり
使う粉量も多いです。
何といっても専用器具が必要です。
味が好みではなかった場合の
落胆は否めません。
完成後の微調整も難しく
次の調整はまた数時間後。
好みの味にたどり着く前に
作らなくなっているのではないでしょうか。
この記事では「水出しコーヒー」を
・専用器具なし
・一人分（調整可能）
を作る方法をご紹介します。
水出しアイスコーヒーとは
コーヒーを抽出する際に使用するのが
「お湯」ではなく「水」というのが特徴です。
水出しアイスコーヒーは
抽出時間に「8時間以上」が多いです。
じっくり時間をかける
「オーバーナイト法」という
前日に仕込んで
冷蔵庫で一晩漬けて置く
という方法もあります。
そんなに時間かかるのか
と思いますよね。
なぜかというと
「水」だからです。
お湯は瞬間的に
そして強制的に
コーヒー成分を
抽出することができます。
では
なぜこんなに時間をかけて
「水」で抽出するのでしょうか。
水だから出せるものがある？？？
「水出し」だと何が違うのか
通常、コーヒーを淹れる場合に
使われるのは「お湯」です。
コーヒー器具によって
時間は異なりますが
数十秒から４分ぐらいの世界です。
一方
8時間以上かけて抽出された
「水出しアイスコーヒー」の味わいの特徴は
・えぐみ、渋みが抽出されにくい
・酸味、苦みがきつくない
・口に残らない
まとめると
まろやかですっきり
ゴクゴク飲めるのどごし
が特徴です。
夏場にさらっと飲め
コーヒーが苦手な方にも
飲みやすいのでおすすめの淹れ方です。
カフェでも夏季限定商品
としてよくありますね！
代表的な水出しコーヒー2種類
代表的な水出しコーヒー2種類には
粉を漬け込む「浸漬式タイプ」と
一滴ずつ水を垂らす「点滴タイプ」
があります。
どちらもシンプルで
指定量の粉に漬け込むか
部品にセットするだけです。
ただ、どちらも粉量が結構必要です。
コーヒーを1杯淹れようと思うと
15ｇ前後あればできます。
しかし
水出しポットを使用すると
サイズによってコーヒー粉が
50ｇ～80ｇ必要とされています。
大きいサイズでは
コーヒー8杯分ぐらい
とれる容量ですが
好みの味ではない場合
飲み切るのも大変ですし
抽出時間を長くかけて作ったのにと
ショックが大きいです。
コーヒー粉を水に漬け込むためには
容器いっぱいまで水が必要な構造なので
量の加減は難しく
また抽出時間の長さもあるので
前回はどうだったかなと比較がしにくいです。
抽出時間の長さと
量の調整がしにくい点が
デメリットです
1杯分の水出しコーヒーの作り方
1杯分の水出しコーヒーは
「ドリッパー」を使います。
レシピ
・コーヒー粉15g(深煎り)
・水60ml
・氷180g
・ドリッパー
・ペーパーフィルター
・コーヒー粉を浸す用の容器 あるもので
・コーヒー抽出液受け用の容器 あるもので
氷を乗せられる
大きめのドリッパーがおすすめです。
氷の解け水を使うことで
「ゆっくり浸す」効果を出します。
作り方
作り方
①容器に入れたコーヒー粉15gに
40mlの水を入れて、全体を浸す
②抽出液受け用の容器の上に
ドリッパー＆ペーパーフィルターをセット
浸したコーヒー粉をすべて移し替えて
氷160ｇを入れる
③残りの水20mlを氷にかける
④氷が溶けるまで放置
4時間ほど放置することになるので
気持ち的にラップを被せています。
まとめ＆失敗例
失敗例を参考に
おいしく抽出するコツはこちら
・コーヒー粉全体を浸すことが重要
水と氷でトータル240mlのレシピですが
氷240ｇのみで作った場合は
コーヒー粉が全然濡れておらず
未抽出な箇所がたくさんありました。
・ドリッパーは大きめがオススメ
氷の大きさにもよりますが
ドリッパーが小さいと
氷180gが入りきらない可能性があります。
少し点滴速度が速くなりますが
水と氷の割合を変更しても大丈夫です。
(水分トータル240mlなら)
★粉と水分の関係性は
粉量×水分16倍で
好みによって調整が可能
今回は粉15ｇ×水分16倍
＝氷水240mlです。
例：粉10ｇに減らした場合
10ｇ(粉)×16＝160(氷水)
調整が可能なレシピなので
お持ちのドリッパー
好みの量に合わせて
あなたのレシピを完成させてください。
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