今回は「マキネッタ」を使用して
抽出するコーヒーのご紹介です。
イタリアでは一家に一台ある
と言われているコーヒー器具です。
日本で言う「急須」や「お茶」という
位置づけかもしれませんね。
関西でいう一家に一台「たこ焼き機」・・・
マキネッタはとても濃く抽出されるため
エスプレッソに近い味わいが特徴です。
エスプレッソメーカーとも呼ばれますが
エスプレッソは9気圧をかけて瞬間的に抽出します。
マキネッタは沸騰させたお湯の
水蒸気圧でじんわり抽出を行います。
同じようで一括りにはできない
別ジャンルです。
サイズの参考
サイズの参考
マキネッタを調べてみると
サイズの豊富さに驚きませんでしたか。
1カップ～,2,3,4,6,9,12,18カップまであります。
想像しにくいですよね。
サイズは2～4カップまでが無難
そもそも、エスプレッソに近いことから
一人分の出来上がり量は
一般的なコーヒーの抽出より
かなり少ないです。
抽出量は
ドリップ系＞マキネッタ＞エスプレッソ
といったところでしょうか。
サイズの検討については
あなたが
1回あたりに飲むコーヒー量が
多めという認識なら
2カップ以上がおすすめです。
加えて
同時に飲む方が他にいらっしゃるなら
それ以上のサイズがいいですね。
私は個人的に飲む量が多いと思っています。
家族もコーヒーを好んで飲むので
一度の抽出で同時に3杯は確実にとりたいと考えました。
一度抽出すると、器具は熱々です。
粉の処理から再度抽出まで
かなり時間がかかります。
これらの理由から私は
「4カップ」サイズで購入しました。
・濃い目をそのまま少量のホットで
・氷水で割ってアイスアメリカーノ風に
・牛乳と割ってカフェラテ風に
など、同時に複数の
注文に対応できる量がとれます。
マキネッタの抽出レシピ4カップver.
マキネッタの抽出レシピ4カップver.
必須器具
・マキネッタ4サイズ
・ガスコンロ
・ミニ五徳orミニ網
どちらかがないと恐らくガスコンロにマキネッタが乗らない
（私はサイフォンにも使えるので
・ミニガスバーナーセット
・ミニ五徳で抽出しています。）
・お好きなコーヒー極細挽き粉（深煎りが無難）
・軍手or布巾
レシピ
・コーヒー粉20g
・熱湯200ml(水でも可)
★マキネッタは指定された点まで
水またはお湯を入れる必要があります
4カップの場合、お湯が200ml入ります。
粉20gをバスケットにいれて下さい。
投入後は粉を平らにならします。
詰め込む必要はありません。
水を使用する場合は火にかけるまで素手で大丈夫ですが
私は時短のために熱湯を入れ
軍手を使って器具の取り付けをしています。
抽出開始～終了まで常に中火ぐらいの火加減で行います。
しばらく待ちます。
蓋は閉めてください。
コポコポっとコーヒーが上がってきたら
勢いが強くなって中で跳ねています。
見たくなりますが、飛び跳ねが危険・・・
もうすこし我慢しましょう
コーヒーが上がってくるまでに
熱湯を使用しても6：30秒以上かかっています。
水の場合はかなり時間がかかります。
軍手or布巾は必須ですが
熱湯の使用をおすすめします。
すこしでも時短
抽出が完了するとコポコポ吹き出す音が鳴りやみ
「シュー」という蒸気音に変わります。
これが抽出終了の合図なので、火を止めましょう。
注ぎ口の白い湯気が落ち着いてたら
飛び散りも落ち着いてきた合図
氷を入れてよく冷やした牛乳100mlに
コーヒー40mlを割ってアイスカフェラテ風に。
氷で冷やした水100mlに
コーヒー40mlを割ってアイスアメリカーノ風に。
余ったコーヒーは氷にそのまま注いで
急速冷却し濃い目で頂きます。
一度の抽出で3種類のドリンクにしてみました。
お手入れ
抽出後のお手入れは
粉の取り出しや洗浄ですが
本体が熱々なことに注意が必要で
もうひとつ手間なのはパッキンです。
衛生面的に毎回洗浄していますが
外すのに少しコツが必要です。
ただ、いつもの抽出とは違って
直火や粉の詰め込みなど
ひと手間加えた作業があるので
それら含めて楽しめる過程でもあります。
マキネッタにしか出せない味わいも魅力的です。
まとめ
・濃い抽出のため1杯分は少量
・1回抽出すると再度抽出には手間がかかる
・サイズごとに水の使用量が決まっている
少量の濃いコーヒーを1人で楽しむと
決まっている方なら
1カップサイズでも足りると思います。
アレンジコーヒーや複数人と共有する場合は
4カップサイズ前後で検討された方がいいかなと思います。
足りない時に再度抽出が
億劫になるほど本体が熱々です。
小さいより大きいサイズで
余った分はアイスコーヒーにしておけば
多少使いまわしが出来るので
現在購入予定のサイズより大きめを
検討されてもいいかもしれませんね。
ハンドドリップで作る
カフェラテ風、濃厚カフェオレレシピもあります。
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