受験リベンジまでの経緯
前回パンシェルジュ検定を受けて
無念の不合格から約3年が経ちました。
ずっとモヤモヤ感がありつつも
当時に比べて
パンを作る頻度も低くなり
「またいつか気が向けば」と
考えないようにしていました。
仕事の環境が変わり
コーヒーを中心にする仕事へと
集中し始めた頃
コーヒーの資格はいらないけど
話のネタぐらいにはなるかなと
資格を探し始めました。
やはり
コーヒーの資格は何ともいえないなと
決めかねていた時に
パンシェルジュ検定を思い出し
受験日まで丸2ヶ月あることも知り
受験を決断しました。
結果
パンシェルジュ検定1級
受験結果は
「合格」でした!
80点以上合格で
83点でした。
思ったよりギリギリ・・・
でも合格は合格!
久しぶりにスッキリと安心の感覚。
受験生ってこんな感じだったなと
合格封筒を見ながらしみじみしました。
受験対策
これはもう
公式テキストのみで大丈夫です。
「とにかく読み込む」です。
2回受験して確信しました。
前回の失敗は
「テキストの読み込み不足」
「苦手領域の認識不足」でした。
今回は1級のみの受験だったので
テキスト1冊で事足りました。
なので
前回勉強中に感じた
苦手領域から攻める戦法で
テキストを周回しました。
試験内容とポイント
試験内容としては
80点分が選択問題
20点分がレポートです。
この選択問題80点を
いかに満点に近づけるかが
合格の鍵です。
なぜならレポートは
自己採点ができないからです。
そして選択問題は
いやらしい問題が多く
ひと単語がテキストと違ったり
消去法で残った2つが
決めきれないほど
似たような言い回しだったりとか。
自己採点のときに
テキストからその文章を
探し出すような採点を
しなければいけません。
自己採点は怪しく
これ合格点とどいているのか?
と不安になりました。
なのでやはりテキストの読み込み。
ここはもう
「バカ正直」になって
そのまま吸収したいところです。
日常生活でパンの勉強や
製造方法をご存知の方は
反対に
パンシェルジュの問題には
違和感を感じるかもしれません。
なぜなら
テキストが正解という作りなので
「このパンはこのように作ります」
という1つの解答になりがちです。
他の知識がある方は
「この選択肢も正解だけど」
という問題に当たるかもしれません。
その時は
「テキストはどう書いていたか」が
絶対的な正解になってしまいます。
ここは唯一の不満点です。
パンシェルジュ検定1級は
ちょっとクセのある選択肢が
多くなりますが
テキストのみで攻略可能なので
受験を控えている方は
頑張ってください!
パンシェルジュって取る意味あるの?
パンシェルジュの資格って意味ない?
確かに仕事全般に通用する資格ではありませんよね。
パン職人が持っているのかと言えば
ほとんど持っていないでしょう。
やはり、パン好きの人向け資格です。
パンシェルジュのテキスト内で紹介される
パンの作り方や工程は
「パン資格のテストを作ったから
一つの答えとして用意したもの」です。
パンシェルジュの知識でパン職人と
本気で意見交換が可能かと言えば
正直難しいでしょう。
ですが
多種多様なパンが増えてきた現代
パンの基礎、国柄の特徴、ペアリングの知識があると
パン職人の「こだわり」にも気づけます。
商品紹介のPOPに当たり前のように書かれた
製造方法や発祥の地、使用食材にもアンテナが向きます。
何も知らないまま食べて
「まあ、おいしかった」より
「湯種製法だからこんなモチモチなんだ」
「ハード生地のあんぱんは初めて食べた」など
パン屋さんの楽しみ方が増えます。
パンシェルジュ資格が力を発揮するとすれば
SNS等で発信をされる方や
パン教室を開かれる方などですね。
伝える、教える立場の1つの権威になります。
反対もまた然りで
伝えたい教えたい方が資格を持っていると
同じ熱量を感じるので相乗効果です。
生徒さん、パートさんにいると
特別な存在になれるのではないでしょうか。
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